練馬留学5、小学2年生の兄弟子の稽古場にお邪魔して考えたこと

この度、坂東冨起子先生の日舞教室の紹介動画を作ることになり、何名か先輩方の稽古場にお邪魔させていただいた。その中には小学2年生のM先輩がいた。その時に考えたことを綴ってみたい。きっと昨今の「習い事」の価値観とは違う発見が...

「荒れる成人式」を縄文人の視点で見つめ直す

新作の準備で縄文の人々の生活について思いを巡らしている。その中で図らずも「荒れる成人式」の原因が垣間見えた思いがした。縄文人の視点で見れば、おかしなのは、暴れる彼らではなく、大人しすぎる成人式の方なのかもしれない。

−アニミズム期を生きる子ども達に動物物語を。福岡の劇団だから福岡に伝わる昔話の中で!−『イノシシと月』創作ノート5

いよいよ昔話を選ぶ段になりました。稽古開始まで1ヶ月、初日まで2ヶ月。遠回りを続けてきた創作過程で初めて「決定」が求められる局面。その中でボク達は何を考え、何を発見したのか、自分たちがまだ分かっていないことも含めて綴って...

『イノシシと月』創作ノート3−ぼーっとした時見えてくるもの−

今回は、山で発見したことの残り2つについて考察します。前回は子どもに視点をおいた気づきに触れましたが、今回はパフォーマー目線での気づきになります。いや、というより都市生活によって人間本来のリズムを失ったボク達現代人として...

『イノシシと月』創作ノート2−「きょう山行くの?」4歳の子を魅了した山の秘密を考える−

福岡県須恵町の劇団さんぽさんと幼保向け作品の新作を作っていて気がついたことを綴っています。前回は「なぜ山に入ったか」。今回は「山で何を発見したか」。コロナで創作は中断せざるを得なかったけど、振り返ることで発酵させるぞ〜

『イノシシと月』(劇団さんぽ/幼保向け作品)創作ノート1−まず山に入った4つのワケ−

新型コロナウイルスの影響で作品づくりを中断せざるを得なかった劇団さんぽさんとの新作『イノシシと月』は、ボク達にとって発見の連続でした。ボク達は何に挑戦しているのか、一体何を発見したのか、ぼっかり空いた時間をたっぷり使って...

劇を観て湧き起こった表現の衝動はどこへ行く? 呼吸のリズムと紐づけて考えると……

「呼吸と同じで出さないと入ってこない」 先週土日にお邪魔した岡崎おやこ劇場さんで聞いた言葉がすっと胸に入ってまだ体を出ていかない。今、子どもたちの演劇体験をもっとダイナミックに振り返る方法はないものかと模索してる最中だか...

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