来週金曜日(2019年8月30日)講座やります。
児演協しばいの大学戯曲研究講座。
今年で4年目。毎年違う内容。意地でも同じ授業はやりません!
今年度は毎回ゲストを呼んで動きのある講座を作りたい。
第一回目のゲストは人形劇団ひとみ座の松本美里さん。
テーマは、
「役者は戯曲をどう読み解いているのか」
役者さんってセリフとか仕草とか人形遣いなら人形操作とか、アウトプットばかりに目がいきがちですが、実はインプットが勝負だと思うんですよね。彼女はよく「花がある」と評されますが、ボクから見て彼女ほど明確に演技プランを組み立てている女優は他にいません。「花に任せて」演じないところが彼女の本当の強さ。その彼女がこの間『はれときどきぶた』の公演から帰ってきて面白いことを言っていました。
「演じている時に子どもが話しかけてきて、それが面白くてそっちを向きたくなった。どうやって見れば劇を壊さないでその子を見ることができるのか今考えてる」
面白い! 入り口は技術的な話になりますが、最後はやっぱり「演じるとはどういうことか」「子どもって何?」みたいな話になると思います。3年前にもそういう話を彼女としました。
『はれぶた』は、ここから生まれました。でも今はさらに先に進んでます。
彼女は公私に渡る私のパートナーでありますが、打ち合わせはしません。講座本番一本勝負で彼女の「今」に切り込みます。その先にきっと「これからの舞台芸術」の形が立ち上がるはず。
ドキドキしてきました。こういうとき何かが生まれる!?
時…2019年8月30日(金)18時半〜21時半
ところ…代々木オリンピックセンター(カルチャー棟小練習室35)
参加資格…興味のある方ならどなたでも参加できます。
参加費…2000円。
申し込み…メールにて承ります。
西上メールアドレス…info@amano-jaku.com
児演協メールアドレス…info@jienkyo.or.jp
※メールはどちらでも構いません。
定員がありますのでお申し込みはお早めに。