パンデミックという言葉に危機感を覚えない。2020年2月29日現在コロナウィルス報道に対して思う事

「パンデミック」という言葉に危機感を覚えない。WHOがこの言葉を使って世の中の不安を煽りに煽った2009年の豚インフルエンザの肩透かし感を今も忘れてないからだ。

SNSなどで友人が拡散するコロナ関係のリンクも、その友人がどんなに信頼出来る人でも、それがその人の直接的な体験でない限り開かない。3.11の時「私の知人が聞いた話ですが……」「姉の勤めている会社の同僚からの情報です……」などから始まるメールがいやというほど飛び交った事を覚えているからだ。拡散が善意から来ている事も知っている分、敢えて無視無視。

メディアの情報なんてもってのほかだ。広告収入や購読料で食ってかなくちゃならない人達が、あの手この手でこの期に乗じてこないわけがない。大手新聞会社もユーチューバーも基本的に同じ。

政府発表は言うに及ばず。

っていうかボクはマスクも信じてない。ウィルスに対してマスクってホントに意味あんの?って思ってる。で、厚生省のHPを調べてみたら、(さんざん文句を言っておきながら結局そこた頼る)こうあった。

“マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクを着用しましょう。

ご自身の予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません。”

なるほど。じゃあ咳もくしゃみも出てないからしなくていっか。でも電車に乗ったら95%以上の人がマスクをしている。多分マスクってその効果より「みんなに気を使ってますよ〜」っていう意思表明の意味合いの方が強いんだろうな。じゃあ余計しなくていいや。

そう。結局ボクはみんなと同じ事をしたくないのだ。真面目に読んでくださった皆さんごめんなさい。ボクは天邪鬼(あまのじゃく)なんです。屋号にちゃんと書いてます。「シナリオ工房天邪鬼」って。

でもせっかくここまで読んでくださったのであと一つだけ天邪鬼の感じている違和感にお付き合い下さい。

木曜日に安部首相が発表した「全国一斉休校要請」についてです。

麻生財務省は、この件で、共働き家庭などで生じる学童保育などの費用負担について質問した記者に対して、「つまんないこと聞くねえ」と発言したことで話題となっていますが、ボクが気になったのはこのインタビューの時に麻生さんが再三「これは命令じゃなくて要請だからね」と言っていたことです。要は責任所在追及を回避するための予防線でしょうが、ボクが気になったのはそういうことではなく、あくまで「要請」として発表された内容を「決定」として受け止めてしまった我々の国民性の方です。

これは政治的な話ではありません。「脳は体より感染しやすいんだな」ということです。

だってそうじゃないですか?

体の方は、例えどんなに恐ろしい感染症であっても罹患率100%なんてことはありえません。体は、あらゆる不測事態に対応するために遺伝子を不規則に分けて保存していく方法を長い生命の歴史の中で選択してきました。単細胞生物の遺伝子コピペ→多細胞生物へ。そして男女というグループに分かれて、より複雑に活発に遺伝子を組み合わせる方法を獲得しました。すべてはあらゆる事態に対応するためです。我々の顔姿形がみんな違うのはそのためでしょう。つまり体から見れば、多様性を確保していることが命の存続にとって一番大切なことであり、知恵なんです。

じゃあ「全国一斉休校要請」に一応に対応してしまう我々ってなんなんですかってこと。体よりも脳が先に感染しちゃってませんか?

今は政権の対応にだけ非難がいっていますが、ボクはこれを与党・野党の枠組みを越えた根本的な問題の発露だと危機感を感じています。もっと地域別に、自由で多様性に富んだ対応を当たり前に取ることが出来る社会にしていかないと!

マスクを現代の踏み絵代わりに使ってしまう世の中の窮屈さ。ボクは天邪鬼としてこの窮屈な空気をどうやったら換気出来るかを考えています。

と言いながら福岡に行くため換気出来ない飛行機に搭乗。マスク着用率が98%に上がりました。多分みんなボクを見て警戒してますね。はい。知らんぷりっ(笑)

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