児童演劇の劇作家がヘビの死骸を見つけて子ども達の周りをウロウロした話

9月のある朝の出来事。
10時から会議。遅刻しまいとせせらぎ遊歩道をせかせかと渡り終えたところで、ヘビを発見。死んでる。と、そこに保育園児の集団が。お散歩の時間。先生が「どんぐりあるかなあ〜」なんて言っている。

「いや、そんなことよりヘビだよヘビヘビ。ハエが来てるよ!」

というのは、心の声。変な人と思われるのを恐れて飲み込んだ言葉。ワレ、ジョーシキノカベ、ヤブレズ…
でも相手は子ども達。きっと発見すると思って「待ち」に入るが土いじりが始まっちゃった。やがて会議が始まる時間に。

「ちょっと遅れます!」

とはメール出来ず。初顔合わせだしなあ…ワレ、マタシテモ、ジョーシキノカベニ、マケ…

で、行ってみたら会議室の場所まだ決まってない! 悠長に掃除なんかしてる。それならと、カバンを置いて再び現場へ。蛇を囲んで大興奮の子ども達を想像しながら。

でも残念。行ってみると遊歩道を眺めながら優雅なティータイムが始まっていた。洒落た事をする先生もいたもんだ。こりゃしばらく気づかんな。しぶしぶ退散。

あ〜 宝物を見つけた瞬間の人間の反応、見たかったなあ〜

ちなみに会議は、いい感じでした!

 

※上記をフェイスブック上で公開したところ、多彩なコメントで彩っていただきました。そのやりとりが、とっても面白かったのでここに掲載させていただきます。(もちろん匿名で)

Aさん
蛇くんまだ若そうなのにね。
ボク
あ、ヘビの気持ち考えてなかった。子どものヘビでした。

 

Bさん
なんとも楽しいリポートで、一緒にセカセカワクワク…。見つけた子達は大騒ぎ。そして優雅(なハズ)の先生は、「キャー、そんなものに触っちゃダメよ」と叫んだのかなぁ。率先してヘビの観察を楽しんだとは思えない(私もムリ!)
でも、現実はもっと劇的に展開していたかもね。
ボク
お茶を飲みつつウロウロする子どもは先生から「座ってのも〜ね〜」と、注意を受けてました。でもその子が第一発見者になると思うんですよね。その場の秩序を乱す人間が世紀の発見をするんだ! と自分の中に飛躍が起こり…ものすごく貴重な授業でした。

 

Cさん
蛇の死骸は宝物とは言わないなぁ〜
ボク
でもあの子たちにとっては一万円札が落ちてることより大事件…

 

Dさん
なんでそんな面白いことを教えてあげないの?と単純に腹だたしい。
ボク
ジョーシキの話は、ほんの一要因。本当は、「発見の自由」を犯してはいけないと思ったからですよ

 

Eさん
「へび〜!」とか
「なんで死んじゃったの?」
とか、しゃがんで棒でつっつく子とか・・想像が膨らんじゃうけど、
実際はどうだったのか、見たかったですねー(^_^;
ボク
ハエを払おうとするかなあ。気になります。
Eさん
ハエもいたんですね!3人目が現れて、展開が変わる!
なんて、ワクワク
ボク
ハエはヘビの死骸を食べてるんです。損傷部分の体液? を舐めてるようでした。死がそのまま次の生につながる。その事を子どもたちが体感としてどう捉えるか… やっぱり「よく見る」んだろうなあー

 

Fさん
わぁ、発見の瞬間見たかった
ボク
「瞬間」大事ですよね。そこをつかまえられる児童劇人でありたい

 

Gさん
私も子供のころ、蛇の脱皮した脱け殻を見つけてみんなでわーわー言いながら大切に眺めていたのを思い出しました。大人になっても残る思い出。今の先生なら子供に見せないで処分するのかな~それを見せる人間力ある先生じゃないと嫌だな~
ボク
まさに! たぶんサナギが孵るところなら先生誰も止めないんですよね。「生」なら。でも子どもにとっては、生も死もダイナミック。こういう作品を作れるか、実はガツンと衝撃を受けている次第です。
Gさん
だって保育園のとき、そと遊びの日は先生が三人位で先に公園に行き、ゴミや危険物を隅から隅までチェック、それからの子供誘導。ありがたいけど、そこまで?と思っていた。西上さんは今回、発見する、自ら出会うシチュエーションを生みたかったんだね、わかります

以上。まだ続きますがこの辺で…

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