緩やかな連帯。雑司が谷鬼子母神御会式

今年も御会式(おえしき)が最高。

日蓮聖人の命日を追慕して行われる豊島区雑司が谷の最大のイベント。ボクは宗徒ではありませんが、この雰囲気が大好きで雑司ヶ谷に移り住んでから毎年見学しています。

それぞれの町内(講)から出た万灯行列が鬼子母神さまの境内を目指してゆっくりゆっくり練り歩きます。

その年齢層の広いこと広いこと。そして各年齢に合わせた役割が用意されています。

小さい子には小さい纏(まとい)、年齢が上がるにしたがって纏も重くなり、青年たちのあらぶる纏の舞いは、子ども達の憧れの的。夜中に駅前で練習してたの知ってるからね。かっこいいぞ!

うちわ太鼓は講によってリズムはやや異なりますが、8拍2小節のシンプルなリズムで、ゆっくり進む行列の数時間はエンドレス。中高生の弾け方がすごい。と思ったら先導を取っているのが完全にトランスしてるおばさまだったりする。この世代間で一緒に弾けられるって文化! かと思うと、仕事帰りのサラリーマンがそのまま参加してたり、赤ちゃんをだっこしているお母さんもいたりする。この緩さがいい。赤ちゃんはぐっすり寝てる。モーツァルトもいいけど、こっちの方が落ち着くんだろうなあ。

そしてバイクに引かれた和太鼓の後には花形の万灯が。これはものすごく重いらしく壮年の男性のみせどころなのですが、後ろで指示しているのはご隠居のおじいちゃんたちだったりします。もっと右寄れ、いいから進め。

一つの行列の中に人の営みが詰まってる。緩やかな連帯。見てるだけでハッピー。こんな演劇作品を作りたいなあ。

三日間ある御会式は今日(10月18日(木))がクライマックス最終日。池袋東口西武前を19時にスタートして明治通りを鬼子母神に向かって練り歩きます。23時くらいまでやってるかなあ。もちろん鬼子母神の境内は出店で賑わってます。境内入って左奥の広島焼き500円がおすすめ!

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