なぜ、ひめゆりピースホール?

りっかりっかフェスタより1

「りっかりっかフェスタ」で沖縄に来ています。

『ちゃんぷるー 〜私が幽霊!? 修学旅行〜』で参加するためです。今回はデンマークの批評対話つきです。その批評対話の会場名が、ひめゆりピースホール。「なんで那覇市内なのにひめゆりなんだろう?」と思ってました。
一昨日は、そのひめゆりピースホールで、下村界くんたちが出演する『Three Little Song』を観てきました。「演劇においては、何を語るかというより、どう語るかという時代になりつつある」とは、ふじたあさやさんのお言葉ですが、それをまさに地で行く演出。達者な役者陣の魅力が溢れたステージだったのですが、それはさておきひめゆりピースホールの名前の由来。
ゆいレール安里駅の栄町市場。

商店街の二階にあるこの小さな劇場はまるで秘密のアジト。
「こんな所に劇場があるなんて、言われなければ絶対分からないだろう」という感じ。
観劇チケットを持って狭い階段に人がひしめき合って汗をタラタラ開場を待っていると、ふじたあさやさんの姿。空港からそのままいらっしゃったのだそう。挨拶もそこそこに「ここだね。」と一言。
何のことかと思うと、階段の壁には「沖縄県一高女・女師同窓会」と書かれた看板。

そう。ここが元ひめゆり学徒隊の方々の集いの場、同窓会館だったのです。この栄町市場こそが、ひめゆり学徒隊の母校である沖縄師範学校・女子部と沖縄県立第一髙等女学校の敷地だったのです。戦争で焼け野原になった場所が市場として復活し、1968年にひめゆり同窓会館が作られ、ひめゆり平和祈念財団の事務局として平和を発信する拠点になってきたのだそう。今は事務局の機能はひめゆりの塔がある、ひめゆり平和祈念資料館(糸満市)内に移転し、この同窓会館は、「ひめゆりピースホール」としてリニューアルオープンされたのだそうです。一昨日の『Three Little Song』こそ新ホールの記念すべきこけら落とし作品だったとのこと。何にも知りませんでした

今は元ひめゆりの方々はいらっしゃらないのかな? と、思って向かいの八百屋さんに聞いたら、なんと!! 月に3回コーラスの練習に集まっているそうです。
月末の水曜日も練習日らしく、今朝ダメもとで元ひめゆりの方々の歌声を聞くために栄町市場にやって来ました。
でも歌声は聞こえてきません。今日はどうやらお休みの日のよう。りっかりっかフェスタの会期中ですからね。
元ひめゆりの方々は80代後半~90代。あの階段を登るのはきついんじゃないかと八百屋さんに聞いてみると、果物を買って元気に登って行くそうです。
「すごい楽しそーよ。」ですって。

ああ、やっぱり歌声聞いてみたかったなー

『ちゃんぷるー』の公演は、沖縄県立博物館・講座室にて、‎
本日26日19時〜 (満員御礼) と、
明日27日11時〜(空きあり)。

そして28日14時半〜、このひめゆりピースホールで『ちゃんぷるー』の批評対話(デンマーク)が行われます。

運命! というビビットな感覚より、柔らかなつながりを感じています。

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