しばいの大学「戯曲研究講座vol.4」〜学芸会の戯曲とは〜30分で70人を登場! あなたならどうする?

今年最初の講座です。
そして、しばいの大学戯曲研究講座としては、今年度最後の講座になります。
テーマは「学芸会の戯曲とは?」学芸会の戯曲は、

 
限られた時間の中で、一学年全ての児童を登場させなければならない
 
という大きな制約を持っています。
それは戯曲の一ジャンルといっていいほど特別な世界です。
中には、劇団四季などの有名劇団の作品を強引に縮めて上演する先生もいらっしゃるようですが、反対にオリジナル脚本にこだわって執筆を続ける先生もいらっしゃいます。
今回は、そんな先生の一人、おおひらだいごさんをお呼びして、執筆時に心掛けていること、学芸会の授業としての位置づけ、稽古の様子などについてお話を伺ってみたいと思います。赴任一年目の学校で3年生から6年生までの脚本を担当したおおひらさんのパワーはすごいですよ〜
授業では、おおひらさんの執筆した脚本も読ませていただきます。
 
私は、「大人数を出演させなければならない」という学芸会の抱える制約が、プロの児童演劇界の「予算の都合で役者をたくさん出せない」という制約と正反対であることを面白いと思っています。
ピンチはチャンス。制約は時に新しい表現を生みだすきっかけとなります。「役者が2人しか出せないなら、その2人で10人の登場人物を出すためにはどうすればよいか」というところに新しい演劇の可能性があるように、「大人数を舞台に上げなければならない」という制約の中に新しい演劇の可能性が隠されている予感がするのです。
 
また、これまでの授業で演劇史を紐解き「戯曲」や「プロセニアム・アーチ」「客席の椅子」「劇場」そのものの存在を疑ってきた私としては、学芸会指導でよく言われる「前を向いて大きな声ではっきりと」の「前」という概念も疑って考えてみたいと思っています。机上の空論にならないように注意して……。
 
この講座はどなたでも参加できます。
参加費は2000円。当日現金でお支払いくださいませ。
戯曲研究講座vol.4
『学芸会の戯曲とは〜30分で70人登場あなたならどうする?〜』
2020年1月10日(金)18時半〜21時半
代々木オリンピックセンター/カルチャー棟/小練習室11(1階)
※今回は30分程度の遅刻は許容範囲です。その際は、最初に読み合わせする脚本をお送りしますのであらかじめ読んできてください。
 
参加希望者はこちらにコメントか、西上にメールzidenshaninotte@gmail.comをお願いします。
ふるってご参加くださいませ。
 
下記は過去三回の講座の様子です。
vol.1〜役者は戯曲をどう読みといているのか〜 ゲスト松本美里さん/人形劇団ひとみ座
vol.2〜劇場に縛られない戯曲とは〜 ゲスト齋藤博之(沢田裕位)さん/劇場管理
vol.3〜デバイジングは傑作を生み出せるか〜 ゲスト叶雄大さん/劇作家・演出家

※その他アカウントはこちらから 

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